WordPressにはテーマというものがあります。
サイト自体の見た目はこれに依存します。
(※CSSファイルをいじればかなりのところまで変更は可能ですが、それはまたいずれ説明します)
テーマとは
テーマとはブログサイトの着せ替えができるように作られた『テンプレート』のようなものです。
無料と有料の両方ありますが、一般にオススメされているのはWordPressのテーマディレクトリからダウンロードすることです。(セキュリティ面を考えて)
デフォルト(初期状態)のままの『Twenty~』系のものを使ってもいいのですが、自分好みのデザインを選ぶのも楽しいものです。
テーマを使えば、見た目(サイトの外観)を簡単に変更できますので、WordPress自体のインストールが終わったら、まず取りかかりたい部分です。
とはいえ、特に初めての方は、どんな基準で選んだらいいかわからないはずです。
WordPressのテーマは数がありすぎるからです。
ですので、今回はこれだけは押さえておいてほしいことを書き出しました。
どうぞ、ご覧ください。
気をつけたい4つのこと
全てを満たさないといけないわけではありません。
あなたの考える基準と照らし合わせてみてください。
1. 日本人が作ったテーマ(日本語対応も含む)かどうか
※以下、英語に抵抗がない方は除く
以前、私は英語圏の方が作った無料テーマを使っていたことがあります。
しかし、カスタマイズしようと思ったときや、ちょっとしたトラブルが起きたときなど、英語の解説記事を読まなければなりませんでした。
正直、面倒でした。
英語を読むのが嫌でWordPressで作ったサイト自体を嫌いになったら元も子もないと思いますので、日本人が作ったテーマもしくは日本語対応のものを選んだ方が無難ではないかと思います。
海外のテーマ、デザインがカッコいいもの沢山ありますから、目移りするとは思いますが。
2. そのテーマに関する記事がどれくらいあるか
これは言うまでもないと思います。
そのテーマに関する記事が多ければ多いほど、扱いやすくなるからです。
たとえば、カスタマイズはしないと決めていたとしても、使い勝手が悪かったら自分なりに変更したくなるでしょう。
また、あまりないと信じたいですが、何らかのトラブルでページが表示されなくなることもあるかもしれません。
そんなとき、既に同じトラブルに見舞われた人がいて、その人がトラブルシューティングの手順を記事にしてくれていると、とても助かります。
3. 自分のイメージに合っているか
あなたがブログサイトを作りたいと考えたとき、何となく『こんなサイトにしたいな~』というイメージがあったのではないでしょうか。
できるだけ、そのイメージに近いテーマを導入するようオススメします。
デザインを気に入らないことには、これから長く付き合うことができないからです。
とはいっても、テーマは何回かクリックするだけで変えられるので、とりあえず目についたものを導入してみるのもいいと思います。
しかし、ここで一つだけ問題があります。
別のテーマに切り替えたとき、思わぬ不具合(もしくは不具合に見えること)が生じることがあるということです。
たとえば、文字の大きさや文字間余白などです。
これはテーマごとにCSS(カスケードスタイルシート:装飾を指定する言語)が違っているからです。
実際、それくらいのことでしたらCSSをちょっといじれば変更できます。
しかし、そうするには多少なりともHTMLやCSSの知識が必要です。
ですので、基本的にそういった部分を触りたくないと思うのであれば、最初に導入するテーマをじっくり考えられた方が良いと思います。
4. 自分のやりたいことができるか
これも意外と大事です。
ブログサイトを作るに当たっては人によって目標が違うからです。
たとえば、
・ビジネスブログを書きたいからデザインはシンプルなものがいい。
・人が集まる楽しいブログサイトにしたいからデザインをとことんいじりたい。
・Google Adsenseを導入して、お小遣い稼ぎをしたいから色んなところに配置できるようなテーマが良い。
・撮り貯めた写真を公開するためのギャラリーサイトにしたい
etc…
やりたいことを考えて、それを満たす機能を持ったテーマにしてください。
コラムという名の余談
WordPressはPHP(というプログラム言語)で組まれているシステムですが、独自の関数があります。
関数とは、とても簡単に言うと、
『何度も使う手順をまとめておいて、いつでも呼び出せるようにしておく』
ものです。
細かいことを言うと多少違うのですが、イメージは大体そういう感じです。
これがあるおかげで同じプログラムコードを何度も書かずに済んでいるわけです。
ですが、弊害もあります。
この関数がWordPress独自のものなので、PHPがわかる人でもいちいち調べないとどういうものなのか理解できないということです。
いわんやプログラミングがわからない人をや、という感じですよね。
このせいで、トラブルシューティングが複雑になっているわけです。
そういう側面もあるので、問題解決事例の記事が沢山(日本語で)アップされているテーマを使うことをオススメしています。
まとめ
WordPressのテーマは無数にありますが、上記のような基準で選んでいくと結構候補が絞られてきます。
次回はオススメのテーマを紹介したいと思います。
【追記】書きました。
役に立ったとき、気が向いたときに是非シェアしてください。
よろしくお願いします。
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