他のページに力を入れすぎて、案外見逃していることが多いのがプロフィールページです。
ホームページに無駄なページなどありませんから、ここでも見込み顧客を得られるようにしっかりと作りこんでください。
目次
プロフィールページの役割
結論から言うと、プロフィールページの役割は、『共感』と『信頼』を得ることです。
ホームページを訪れた人が、なぜプロフィールページを見るか。
それは商品・サービスの提供者がどういう人間か知りたいからです。
(そのためにはそもそも商品・サービスが魅力的なものでなければいけませんが、それはまた別記事に譲ります)
ホームページを訪れた人はどんな人が売っているかを知って、納得してから購入したいんですね。
ですから、プロフィールページで、信頼に足る人物であるということを示さなければなりません。
少なくとも、まともな人物であるということは知ってもらわなければ購入につながらないというわけです。
プロフィールページはとても重要
なぜ、殊更にそれについて語るかというと、他のページに比べてプロフィールページは軽視されがちだからです。
というのも、私たち日本人は幼い頃から自己主張をするという教育をされていません。
空気を読んで察する文化です。
ですから、自分について言及することに慣れていないんですね。
しかし、インターネットは基本的に文字の世界です。(動画も使いますが、必ずしもそれを見てもらえるとは限りません)
自分のことを知ってほしい、理解してほしいと思ったら、筆を尽くして説明しなくてはなりません。
それも、できるだけ詳しく。
少ししつこいかな、と思うくらいでちょうど良いと思います。
では、次項から具体的にどうやって書けばいいか説明します。
プロフィールに必要な5つの要素
以下に挙げる5つの要素を必ず満たしてください。
写真もしくは似顔絵
できたら顔写真を載せてください。
もし何かの都合で顔出しができない場合は、似顔絵でもいいので載せてください。
なぜ、そこまで人の顔にこだわるかというと、それがないとページが無機質なものになりがちだからです。
些細なことと思うかもしれませんが、あるとないとでは大きく印象が変わります。
また、写真を載せる場合はスタジオでプロカメラマンに撮影してもらってください。
個人的に撮ったスナップ写真ですと、映りが悪くなったり、思ったような写真映りにならなかったりします。
人は一枚の写真から驚くほどたくさんの情報を得ます。
できるだけ良い印象を与えられるようにするためにも、プロカメラマンにお願いする方が良いでしょう。
撮影の当日は服装にも気をつけてください。
服装はどう見られたいかということを意識して選んでください。
士業や会社経営者の方でしたらスーツがいいでしょうし、美容師さんやアパレル関係の方でしたら普段着ているようなものでいいでしょう。
基本情報
ここはよくあるプロフィールページにも書いてあることと大きくは変わりません。
ですが、より詳しく書いてください。
生年月日や出身地、できたら出身校や趣味などですね。
人は共通点を持った人間に対して、親近感を覚えます。
どこか一つでも共通点があれば、親近感を持ってもらえるかもしれません。
仕事内容
どんな仕事をしているのかということです。
これもできるだけ具体的に書いてください。
内容については、以下の点に気をつけてください。
・誰に向けて書いているかを意識する
・取り扱っている商品・サービスがどういう効果をもたらすか簡潔に書く
・専門用語を使わずにわかりやすく書く
『誰に向けて書いているかを意識する』というのは、あなたのビジネスの見込み顧客に対して、です。
つまり、ペルソナに向けてということです。
人間味を感じさせるストーリー
より共感を得るために書いておきたいのが、この部分です。
前々項の基本情報は箇条書きになりがちですし、前項の仕事内容は説明文です。
ここで人間味を感じさせるストーリーを書くことで、よりどんな人間かわかり、共感を得ることができます。
人はストーリーが好きです。
ですから、物語仕立てにして、自分のことを書いてみましょう。
一例を挙げると、
『現在の仕事に就くまでの経緯を語り、なぜこの仕事に就いたか、どういうことを考えて日々仕事をしているか、お客さんや社会に何をもたらしたいと考えているか』
などです。
ちょっとした失敗談を入れるというのも人間味が出ていいと思います。
実績、お客様の声
今の仕事でどういう実績を出したか、を数字と共に公開してください。
これは社会的証明になります。
また、許可をとってお客様の声をホームページに反映してください。
実績を補強してくれる要素になります。
信頼に足る人物ということを『数字で証明』し、『第三者の声で保証』してもらうわけですね。
注意点
できる限り自分について書くことが大事ですが、全ての情報を出せということではありません。
個人情報(たとえば自宅住所や個人の携帯電話番号など)を書く必要はありませんし、ビジネスにマイナスになる情報を敢えて出す必要はないということです。
プロフィールページを書くのは、あくまで『信頼』と『共感』を得るためのものだという原則を忘れないでください。
まとめ
プロフィールページだけでなく、他のページもそうですが、見込み顧客に何を伝えたいかということを考えて制作、修正してください。
あなたが『共感』と『信頼』を得て、ビジネスが上手くいくことを祈っています。
役に立ったとき、気が向いたときに是非シェアしてください。
よろしくお願いします。
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