
前回、出すべき結果は『売上』だとお伝えしました。
ビジネスブログの目的はPVではないという文脈に即してお話しさせていただきました。
ここで間違えないでいただきたいのは、目的はPVではないですが、それでも『PVは少ないよりも多い方が良い』ということです。
結局、ビジネスブログの目的は『集客』し、『売上』をあげることです。
その意味で、多くの人に見られれば売上の上がる可能性は高まるはずです。
しかし、それは正しい見込み顧客を集めているという前提があって成り立つものです。
後でお話しする『成約率』ということにもかかわってきますが、間違った見込み客を集めると、訪問者にとってもらいたい行動をとってもらえません。
では、なぜ正しい見込み客ではない人を集めてしまうのかということについてお話しします。
間違った見込み客を集めてしまう理由
間違った見込み客を集めてしまう理由。
それは、ビジネスブログをやるあなたが、ブログを始める前に作った(はずの)ペルソナから外れた相手に向けて、ブログを書いたからです。
ペルソナについてはコチラをどうぞ
PVが欲しいからといって、自分の専門分野外のことを書いてしまう。
自分がどこそこで何を食べたかということばかり発信してしまう。
思い当たる節があったら、まずはそれを改めましょう。
売上を構成する3つの要素
少し回り道をしましたが、本題に入ります。
インターネットを使って売上を増やす方法です。
インターネットにおける『(一回の)売上』は、『アクセス数』、『成約率』、『顧客単価』の掛け算です。
つまり、こういう式が成り立つことになるわけです。
売上 = アクセス数 × 成約率 × 顧客単価
このうち、顧客単価の上げ方については、本題とずれますので別のところでお話しします。
他の二つについて順次、説明します。
アクセスアップ、4つの方法
アクセスアップには大きく分けて、方法が四つあります。
どれも『時間』をかけるか、『お金』をかけるかのどちらかを選ばなければいけません。
広告
リスティング広告(もしくはPPC広告)、Facebook広告、Twitter広告、バナー広告、メルマガ広告などがあります。
これはケースバイケースで選んでください。
詳細についてはここでは触れません。
検索で上位に表示される
いわゆるSEO(検索エンジン最適化)がこれに当たります。
また、リスティング広告も検索クエリに連動しますから、ここに当てはまると言えないこともありません。
SNSでの共有
Twitter、Facebook、Instagram、mixiなどがこれに当たります。
シェアされることで一気に世界中に広まることもあります。
ニュースサイトに載る
Yahoo!ニュースなどのニュース媒体や、スマートニュースやグノシーのようなニュースアプリに記事を転載されることです。
(少し違いますが、はてなブログのエントリーに載ることもこちらに入るかもしれません)
しかし、これはなかなか狙ってできることではありません。
それらに載るノウハウなども公開されつつあるようですが、あなたが書いているビジネスブログのテーマと合致するかは場合によります。
次に成約率を上げる方法です。
成約率を上げる3つの方法
ブログにおける成約とはなんでしょうか。
具体的には、『お問い合わせをしてもらうこと』、もしくは『商品を購入してもらうこと』です。
成約率を上げるには、具体的には三つの方法があります。
ライティングの見直し
読んでもらえるようなライティングをしているかが重要です。
読みやすい文章になっているかはもちろんですが、ターゲットとキーワードが絞れているかということも大事な要素です。
下記の記事を参考にしてください。
ビジネスブログの書き方6つの手順と注意点
ビジネスブログのタイトルのつけ方、7つの方法と具体例
【文章術】読みやすいブログ文章を書く8つの方法
正しいやり方でブログを書けば必ずPV数は伸びますし、その影響で成約率も上がると思います。
前回、内容にこだわってほしいと述べたのはそういうことです。
CTAを正しく行う
CTA(Call To Action)は直訳すると「行動喚起」です。
ウェブマーケティングにおけるCTAとは『訪問者にとってもらいたい行動へ誘導する』ことです。
この、訪問客にとってもらいたい行動を一つに絞るということが大事になってきます。
方法はいくつかあります。
こちらを参考にしてください。
EFOや、決済までの流れを改善
「成約がお問い合わせ」の場合は、問い合わせフォームの改善(EFO:Entry Form Optimization)です。
入力しやすい項目か、読みやすい文字の大きさか、入力エラーを指摘する仕組みになっているかなど、様々なチェック項目があります。
これについては次々回に詳しくお伝えします。
【追記】書きました。
「成約が商品購入」の場合は、以下の三つです。
1. 見た目を商品選択がしやすいレイアウトに変更する
2. 購入までの手続きを簡略化
3. 決済方法の多様化
口座振り込み、クレジットカード、Paypalなどの代理決済、代引きなどできるだけ多くの決済方法が選べるようにしてください。
まとめ
以上、インターネットで『売上』を増やす方法をお伝えしました。
注意してほしいことは、これが顧客の『初回の売上』だということです。
ビジネスというのは初回の売上だけが全てではありません。(当然ですね)
何度も購入して、『リピーター』になってもらう必要があります。
その仕組み作りこそが大きな意味でのビジネスになります。
近いうちにそのことについてもお話しさせていただきます。
役に立ったとき、気が向いたときに是非シェアしてください。
よろしくお願いします。
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