Read Article

インターネット集客はお金か時間のどちらかが必要 各手法のメリット、デメリット

インターネット集客はお金か時間のどちらかが必要 各手法のメリット、デメリット

今回は原点に立ち返ったお話をしたいと思います。

インターネット集客について、です。

 

2010年代に入って急速に普及したスマートフォンのおかげで、これまでインターネットに接続することがなかった層の人々もネット閲覧をするようになりました。

そのおかげで、多くの業種でインターネットによる集客がこれまで以上に重要になりつつあります。

とはいえ、何から始めたらよいかわからないという人は多いと思います。

 

もしかしたらインターネットでは無料で、かつ簡単に集客ができるようなイメージを持たれている方がいるかもしれません。

しかし、決してそうではなく、お金か時間をかけた上で、正しい方法をとらないと望んだ結果は出ません。

 

この記事では、インターネットで集客する方法を有料と無料のものに分け、それらのメリットデメリットを挙げていきます。

是非、参考にしてみてください。

 

有料(お金がかかる)

まずは有料の集客方法を4つ挙げます。

リスティング広告

リスティング広告とは、最も代表的なウェブ広告です。

GoogleやYahoo! JAPANで検索したときの結果一覧に表示されるものと、ウェブサイト内に表示されるものがあります。

メリット

・表示されているだけではお金がかからない
・予算、期間、広告内容などを設定できる
・ターゲット層をかなり絞り込むことができる

 

デメリット

・アカウント運用の技術が必要
・代理店に依頼すると代行費用が別にかかる

 

リスティング広告を使う大きなメリットがもう一つあります。

それは、『検索する』という行為を経ているため、商品やサービスの購入を前提としたユーザーが多くなる傾向にあるということです。

つまり、コンバージョン)に直結しやすいというわけですね。

 

とはいえ、上にも書きましたが、予算、期間、広告内容、キーワード、ターゲット層など、全て自分で決定することができる反面、運用が難しくなっています。

また、もう一つデメリットとして、最近、リスティング広告を用いる人が増えたため、ワンクリック当たりの単価が高くなっていることが挙げられます。

 

コンバージョンとは、ウェブサイト上での成果のこと。各ウェブサイトによって意味が異なる。
たとえばECサイトであるなら商品の購入がコンバージョンとなるし、保険紹介のサイトだと資料請求や相談員との面会がコンバージョンとなる。

 

各種SNS有料広告

SNSの有料広告は、各SNSの広告枠に表示させることができる広告です。

 

メリット

・多くの人に見てもらうことができる

 

デメリット

・商品・サービスの購入につながりにくい

 

デメリットに書いた、『商品・サービスの購入につながりにくい』というのは、SNSを使っているユーザーが求めているのがコンテンツの消費だからです。

たとえば、Youtubeではユーザーが見たいのは動画ですし、Facebookでは友達のフィードです。

それに比べると、リスティング広告は検索という能動的な行為を経ていて、購入を前提とした行動をとっているユーザーが相手なのでコンバージョン率が高くなる傾向があります。

 

メルマガ広告

メルマガ広告は、他人が発行しているメールマガジンに広告を載せてもらうことです。

また、契約内容によっては、その発行者に紹介文を書いてもらうこともできます。

メリット

・それなりの発行部数と実績のある人の信用を借りることができる

 

デメリット

・反応率まで保証されない

 

発行部数だけで判断してお願いしたものの、開封率が低かったり、アクティブなユーザーが少なかったりという危険性があります。

○万円も払ったにもかかわらず、効果がほとんどなかったということもありますので、慎重に選びましょう。

 

アフィリエイト

次にアフィリエイトという手法です。
基本的に成果報酬ですので、上手く使えば効果が出ます。

 

メリット

・成果報酬なので、コンバージョンがなければ費用が発生しない
・自分は何もせずにアフィリエイターと呼ばれる人が動いてくれる

 

デメリット

・不正コンバージョンの可能性がある。

 

不正コンバージョンというのはこういうことです。

たとえば、あなたがメルマガを発行するためにメールアドレスを集めたいと思っていたとします。

一件登録ごとに200円(金額は適当です)を支払う契約をした場合、アフィリエイターがこういう募集を別でかけていたとしたらどうなるでしょう。

『○○というサイト(あなたのサイト)にメールアドレスを登録したら100円あげます』

実際、100円で動くかどうかは知りませんが、それに近いことが起こってもおかしくはないということです。

 

顧客たち
By: Jon Feinstein

 

無料(時間がかかる)

では、次にインターネット集客の中で無料でできるものの、時間がかかる手法を2つ挙げます。

 

自社ブログ

無料ブログサービスを使う、または独自ドメインで運用(もしくは既存の自社サイトに組み込む)するという二種類あります。

メリット

・基本、無料
・検索流入なのでミスマッチが起きにくい

 

デメリット

・時間がかかる
・競合の存在が上位表示の障壁となる

 

無料でできる取り組みとしては、最も効果が高いものだと言えます。

考え方としては、自社商品・サービスに関係する有益な情報を見てもらい、そこから誘導してコンバージョンに至る流れを作るというものです。

 

時間がかかるのはなぜかというと、基本的に、検索流入がメインとなりますので、SEO()の効果が出てくるのが遅いからです。

 

また、注意点として、そのブログを訪れたら何かしらの情報が得られるコンテンツを掲載しなければならないということです。

よく言われますが、芸能人のブログではないので、「昨夜これを食べました」と食事の画像をアップしても誰も見てくれません。

そうではなく、繰り返しになりますが、訪れた人に対して有益な情報を与えられる記事を掲載するようにしてください。

 

SEOについてはこちらをご覧ください。

 

ブログの書き方はこちらを参考にしてください。



 

SNS

最後にSNSを使った無料の集客方法です。

メリット

・無料
・検索流入以外での集客ルートの確保

 

デメリット

・時間がかかる
・売り込みすぎると相手にしてもらえない

 

Twitter、FacebookなどSNS(ソーシャルネットワーキングシステム)は流行り廃りがあるものの、集客という点ではもはや見過ごせない力を持つようになっています。

今ならYoutubeやInstagram、LINEが流行っていると言えるでしょう。

 

これらのSNSを使う場合でも、集客に至るまでには時間がかかります。

「え? リアルタイムで見られたり、シェアされたりするのがSNSの良さじゃないの?」

そう思われるかもしれません。

 

確かに即時性ということを考えると、その通りです。

Twitterにしても、Facebookにしてもタイムラインに流せば、少なからず反応はあります。

しかし、それはフォロワーや友達がある程度の数、いる場合に限ります。

 

ですから、それらを増やすのに時間がかかります。

グレーなやり方をすれば短期間で増やすこともできますが、そうやって集めたフォロワーなり友達が、集客面でプラスに作用するかと問われると首をかしげざるを得ません)

フォロワーや友達を増やすことを『アカウントを育てる』という言い方をしますが、売り込みのことしかタイムラインに載せない人は敬遠されがちですから、うまく運用する必要があります。

 

まとめ

インターネットの集客にはいくつかの手法があり、それぞれにメリット、デメリットがあります。

どんな商品・サービスを売りたいか、何をコンバージョンとするかによってとるべき手法は違ってきます。

そのときどきで最適なものを選ぶようにしましょう。

 

 

役に立ったとき、気が向いたときに是非シェアしてください。

よろしくお願いします。

Pocket
[`evernote` not found]

URL :
TRACKBACK URL :

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)

CAPTCHA


Return Top